何より、インタビューそのものが滅法面白い。 『ぱふ』や『S』のインタビューでは、インタビュアーが下手に出て内容がだんだんカオスになっていく面白さがありました。『オトナアニメ』ではインタビュー開始に至る状況そのものが、対談相手である大槻ケンヂさんのドタキャンというカオスで、内容がやたらハイになって面白くなっていました。 一方、この『アニメージュ』のインタビュアーは、久米田先生が単行本第十集の巻末で描かれた「アヌメージョ」を、よりによって先生ご本人の前に出して、元ネタの解説を迫っています。なんというドS! ……これまでのインタビューとは違った面白さを見せてくださいました。以下、引用させてもらいます。小見出しは元々ついていたものです。 ========== アニメージュが女子校化した? ――単行本第十集巻末に載っていたこのイラストはどう見ても本誌のパロディですよね。 久米田 はい。ていうか、なん