無断転載禁止です。 このところ毎日、感染症とくにインフルエンザとノロウイルスのことに振り回され、一日中頭から離れません。 厚労省は「手洗いやマスクの着用を徹底してほしい」と呼びかけていますが、手洗いはなぜ必要なのでしょう? それは、「そこにウイルスがいるから」。 手洗いによって、ウイルスが物理的に洗い流され、人から人に移る可能性が減るからです。 欧米のような握手する習慣の地域では、直接人の手から手にウイルスが移動しやすい環境です。 この点、日本では習慣が違いますので、直接人の手から手に移る確率が低くなります。 実際、欧米の感染症対策では、「日本のようにお辞儀文化にすべきだ」との意見もあるようですね。 ところが日本でも手洗いは必要です。 ウイルスや細菌などは「環境表面」に付着して生息しています。ドアノブやおもちゃなどに付着しているのです。 仮にインフルエンザウイルスが含まれた鼻水を洋服のよう