さてさて、ちょっと間が空いてしまいましたが、今回は前回の予告どおりCometdについてもう少し深く掘り下げて見ていきたいと思います。 本題に入る前に 前回お話したとおり、CometdはCometの実装です。 Cometという考え方のどこに価値があるかというと、やはりリアルタイム性ですよね。インターネットを挟んだ、リモートで発生したイベントが随時検知されてブラウザの表示がどんどん更新されていく、そういう機能が重要な場合に採用したいテクノロジなわけです。 で、ここで一つ考えたいのが、そういうリアルタイム性を求められるWebアプリケーションにもいくつかパターンがあるということ。僕が考えるのは以下の二つです。 情報共有型・・・チャットとか、コンテンツ共有アプリとか、「誰か」が行った変更が自分の手元にも届くというタイプ。 情報配信型・・・株価チャートとか、為替価格ボードとか、サーバからクライアントに