日本配線システム工業会によると、壁に取り付けられた一般的な家庭用コンセントの差込口のサイズは、右が7ミリ、左が9ミリ。右側の小さい穴が「電圧側」、左側の大きい穴が「接地側」と呼ばれ、それぞれ違った役割を持っているそうです。 右側の「電圧側」は、0ボルトを中心に、西日本では1秒間に60回、東日本では1秒間に50回電圧が上下して電流が流れ込む、いわば“電気の入口”の役割を持っています。左側の「接地側」は、地面に接続されていて、“電気の出口”のような役割を担っています。このように、それぞれ異なった極性を持った2つの穴を見分けるため、穴の大きさに差をつけているということです。 しかし、一般的な家電製品の差し込みプラグの2本の刃のサイズは、それぞれまったく同じであることがほとんどです。これは、左右どちらの向きにプラグを差し込んでも問題ないように、家電製品側で工夫されているからだそうです。そのため、通