映画「スターウォーズ/帝国の逆襲」のラストシーンで、ルーク・スカイウォーカーが義手を装着しているシーンをご存じだろうか。想像するに“ルークの義手”は自分の手と変わりない感覚を得られるに違いにない。そのような「感じる義手」を目標として、人間の神経と義手とを接続する神経インタフェースの研究が進められている。 神経インタフェースを10年以上前から研究しているのは、東京大学情報理工学系研究科の満渕邦彦教授の研究室。現在、“ルーク”の義手のような「感じる義手」、次世代の神経インタフェースの開発を進めており、その先進性は国内外から注目されている。そのほかにも「Ratcar」プロジェクト、人工心臓制御など神経インタフェースを用いた数々の実験を行っている。 「感じる義手」は、触られた義手の触感が被験者に伝わるシステム。義手に触ると、その触感の信号が腕に刺した神経インタフェースから伝わり、被験者は自分の手の
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