子どもに発達障害などの障害がある場合、その子の特性をよく理解している保護者が、子どもの生活を全面的に支援しているケースも少なくありません。では、保護者に万が一のことがあり、サポートが難しい状態になった場合、どのようなことが起こるのでしょうか? 保護者がサポートできなくなったときに向けて備えておくべきこととして、大きくは次の3つがあげられます。 ・支援者への備えー障害特性を理解し、サポートできる人はいるのか ・生活費への備えーお金の管理はどうするのか ・居場所への備えーどこに住むのか、どこで働くのか この記事では、自立に向けた準備、障害年金などの経済的支援、財産を子どもが適切に受け取るための方法、成年後見制度など、親が元気なうちに準備しておきたいことを紹介していきます。