データを扱うレポートには、グラフやテーブルなど、データの可視化が不可欠です。今回は特にR MarkdownでHTML形式のレポートを作成する時に役立つ可視化手法について紹介します(PDFレポートなどでも使える手法もあります)。可視化においてもコピペ汚染の排除、再現性の確保、すなわちオートメーション化が最重要課題であることに変わりはありません。今回紹介する手法は全て、外部グラフ作成ツールやテーブル作成ツールなどを使うこと無く、.Rmdファイルの中で完結できるようになっています。 なお、それぞれの手法についての詳細な解説は避けて、どのようなことができるのかを広く浅く紹介します。というのも、レポートを作る際には自分が使う手法をきちんと使えれば充分で、全ての手法に精通している必要はないからです(誌面が足りないというのと執筆時間が足りないというのもあります)。今回の記事を一通り眺めてもらって