●デジタル時代に求められた明朝体 かつて、書籍など商業用の本文組版は活版印刷によって行われていましたが、写真植字の技術を応用した電算写植システムが1960年代に実用化され、大量な印字処理が可能となりました。 入力された文字データを印字する装置は、文字円盤を使用した自動写植機からデジタルフォントを使用したCRT写植機・レーザー写植機へと進化し、並行して組版能力やレイアウト能力も飛躍的に向上しました。 仕上がりの状態を確認するには、実用化の当初は手動写植機と同じように実際に印字するしかありませんでしたが、最終的には現在のDTPのように、画面で見たままを印刷物にできるような性能に辿り着きました。 こうして、1980年代には電算写植システムが文字組版の主流となりました。写真植字機メーカーだけでなく、印刷機器や情報処理機器のメーカーも多数参入しました。 印刷機器メーカー「大日本スクリーン製造」*も例
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