進化し続けるCSSの仕様の中でも使い勝手がいいのが、CSS変数。キーカラーやサイズなど、あとから修正するのが面倒な要素はCSS変数を使って工数を減らし、ストレスを軽減しましょう。 SassやLessなどのプリプロセッサーは、CSSのコードベースを、メンテナンスしやすい整った状態にするのに役立ちます。変数、mixin(ミックスイン)、loop(ループ)などCSSコーディングに動的な機能を追加すると、繰り返し処理を最小限にし、開発時間を短縮できます。 CSSの一部として動的な機能がいくつか登場しています。CSS変数(CSS variables:カスタムプロパティ)はブラウザーの対応状況もとてもよく、すでに利用可能です。「CSS版mixin」は準備段階です。 この記事では、CSS開発ワークフローにCSS変数を組み入れる方法を紹介します。スタイルシートのメンテナンス性が向上し、DRYの原則(繰り返