ロカルノ国際映画祭(2009年)のコンペティション部門出品で、従来のブラジル映画のイメージを鮮やかに裏切った作風で注目され、ベルリン国際映画祭(2010年)、ファンタスティック系のシッチェス映画祭(2010年)など世界中の映画祭でその新鮮な映像美が評価されているエズミール・フィーリョ監督。ブラジルでマリファナを吸い続ける女性を撮った短編『Tapa Na Pantera』(2006)がYouTubeで1000万回以上再生され、一躍有名になった。初の長編に挑戦した本作『名前のない少年、脚のない少女』はネットユーザーを中心に口コミで広がり映画、書籍、音楽、写真というカルチャー分野全般で大きな話題となった。 どこにいてもインターネットで世界と繋がりクリエイティブな活動ができる現在、本作の音楽を担当するネロ・ヨハンは映画の舞台のほど近く、ブラジル南部ポルト・アレグレに住み、英語の歌を作曲、その音楽は
![[CINEMA]ガス・ヴァン・サントに通じるリリカルなタッチで十代の閉塞感からの解放を瑞々しく描く『名前のない少年、脚のない少女』クロスレビュアー募集 - webDICE](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9816ab6d10010bd059822949b070a7479447752b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.webdice.jp%2Farticle_images%2F20101230%2F2811_1293643480_l.jpg)