PCの性能は年々進歩し、ノートPCも高性能になった。表計算やワープロ、Webブラウズといった“古典的”な作業を行うだけならば、安価なミニノートPCでも十分だ。しかし、その一方で、時代も少しずつ変わってきている。特にここ数年は大型の薄型テレビ、地上デジタル放送やBlu-ray、フルHD対応ビデオカメラといったハイビジョン関連機器が、コンシューマー分野にも急速に普及してきた。このハイビジョンのコンテンツをPCで扱い始めると、途端にPCのパフォーマンスやストレージ容量に対する要求が高くなってくる。 パフォーマンスとストレージ容量を求めるならば、タワー型デスクトップPCにかなうものはない。ノートPCのような熱設計や物理的制約にシビアに縛られることがないため、ノートPCでは到達できないレベルの性能や広大なストレージを備えたシステムも比較的安価に実現できるのが魅力だ。ハイビジョンビデオカメラやデジタル