動画・静止画の違法投稿コンテンツ検出を手がけるVobileジャパンは、スマートフォンなどを使って自動で映像や画像のコンテンツを認識・検索する「ACR(オート・コンテンツ・レコグニション)事業」に進出する(関連記事)。 例えば、街角で映画の宣伝看板を見たとすると、それにVobileが開発した専用アプリを内蔵するスマートフォンを向けると自動的に上映映画館などを画面に表示する。衣服メーカーの雑誌広告ならば、ブランドや衣服の種類、さらに扱っている店舗やネット通販業者などを紹介するイメージだ。Vobileジャパンの大木充 社長は「消費者の利便性だけでなく、広告価値も高まる」と話す。映像や画像だけでなく、音楽も自動認知して、ダウンロードサイトにつなげるようにする。 Vobileジャパンは、米Vobileの日本法人として2011年2月から本格的に活動を始めた。主力業務は、動画や静止画の違法投稿コンテンツ