今回はDirected Acyclic Graph(DAG)と呼ばれるものについて書いてみようと思います。「ダグ」と読みます。日本語では「非巡回有向グラフ」とかいうなんだか難しそうな名前で呼ばれているようです。DAGが何かを一言で説明するとすれば「いろいろな要因を矢印で結んで、それらの間の因果関係について整理するためのツール」といったところでしょうか。本シリーズは以下の三つのテーマに分けて書いていきます。 1.そもそもなぜDAGが必要なのか(本記事) 2.DAGの基本的なルール・書き方と読み方 3.DAGによる様々なバイアスの視覚的な整理 それでは今回はDAGが必要とされる理由について整理してみます。 なぜDAGが必要なのか?どう有用? 1.まず前提の確認 2.多くのデータ分析では因果関係を見つけることに興味がある 3.目の前の「関連」は「因果関係」か? 4.ここでついにDAGの登場! 5
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