利用者が拡大し続けるソーシャルメディア。日本ではTwitterの利用率が高いが、最近ではFacebookに企業の公式参入が相次いでいる。今はまだ、Facebookは企業のマーケティングチャネルとして活用されているに過ぎないが、今後ソーシャルメディアの位置付けが大きく進化し、“サービスプラットフォーム化”していくと野村総合研究所の亀津敦氏は指摘する。トヨタが新たに提供を開始した「Toyota Freind(トヨタフレンド)」から見えてくるのは、人と人のつながりに加え(ソーシャルグラフ)、そこに企業やモノさえも結びついていく(インタレストグラフ)現象だ。 日本にも順調に根付き、その利用が拡大しているソーシャルメディア。これまで多くの話題が割かれてきたのは、企業が消費者に対するマーケティングチャネルとして、ソーシャルメディアをどう活用していくか、といったテーマだった。 それが今後はさらに進化して