1 「詐欺求人」問題とはハローワークの求人、民間の求人サイトなどの求人を問わず、「詐欺求人」の被害が大きくメディアで取り上げられています。 「詐欺求人」とは、求人票(募集要項)が実際の労働条件と異なる(または、重要な契約内容が十分説明されていない)という問題です。 例えば、こういったケースです。 1 「正社員」の求人票に惹かれて募集したのに、入社後に「半年間はアルバイト」と言われ、半年後に解雇された。 2 「正社員」の求人票だったのに、働き始めるときに「業務委託」だと言われて、社会保険にも加入できない 3 募集要項には「残業は少ない会社です」と書いてあったのに、働き始めたら月100時間を超える長時間の残業があった 4 求人サイトの募集要項では「交通費支給有り」と書いてあったのに、交通費が支払われない 5 求人票では基本給が27万円だったのに、最初の給料日にもらえた基本給は25万円だった 6