ユニケージ開発手法は、Unix系OSにおいてコマンドとシェルスクリプトでシステムを開発する手法である。Unix系OSの基本機能のみを使用して、高速にデータ処理を実行できる。ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所はこの手法の商標権を持ち、かつ独自コマンドの開発を続けている企業だ。同社 SI統括部長の井上祐一氏が、ユニケージ開発技法の持つ利点をデモンストレーションを交えながら解説した。 有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 SI統括部長 井上祐一氏 実装が用意。かつパフォーマンスに優れるユニケージ開発手法 ユニケージ開発手法は、データをテキストファイルで持ち、単機能のコマンドをパイプラインやリダイレクトなどと組み合わせてデータ処理を行うことに特徴がある。 Unix系OSが持つ既存コマンドでは処理ができなかったり、コンピューターの計算コストが高くなったりしてしまう場合には、新規