ブックマーク / karapaia.com (235)

  • 地球上でもっとも汚染された25の場所|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 一言に汚染といっても様々な分類がある、化学物質であったり環境放射線であったり、廃棄物であったりと様々だ。メキシコシティのようないくつかの場所では、光化学スモッグの発生による問題を抱えており、ロシア、カラチャイ湖ではゆるやかな放射能汚染が進行している ここにあげるのは海外サイトがまとめた、地球上で25最も汚染された場所である。 25.ペルー / ラ・オロヤ この画像を大きなサイズで見る アンデス山脈の小さな町であるラ・オロヤでは、1922年から米国ミズーリ州のドー・ラン社が金属精錬所を運営してきた。結果として、現地のほぼ全ての子供が鉛汚染と呼吸器系の合併症に苦しめられている。人道に反するとして、ペルー政府は様々な組織により裁判沙汰にされてきているそうだ。 24. ロシア / ノリリスク この画像を大きなサイズで見る このシベリアの町はラ・オロヤよりも巨大な金属製

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  • 白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」が同性愛者、黒人に門戸を開放|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 白人至上主義を掲げ、暴力的な人種差別主義で悪名高い知られるアメリカの秘密結社、「KKK(クー・クラックス・クラン)」が、かつては迫害の対象であった黒人や、ユダヤ人、同性愛者、ヒスパニック系の人たちに門戸を開き、”新生クラン”として生まれ変わったという。 にわかには信じがたいニュースだが、新しく生まれ変わった団体は”ロッキー・マウンテン・ナイツ”と名付けられた。創始者のジョン・アバール氏によれば、白人至上主義は過去のものであり、不毛な憎しみではなく”強いアメリカ”の体現を目的とするそうだ。 この新生KKKへ向けた動きは、アバール氏が”有色人種発展のための全国協会(National Association for the Advancement of Coloured People)”と出会ったことが契機となったそうだ。 同氏は、その団体は素晴らしく、別個に団体を

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  • 実際の犯罪を誘発したと言われている10の映画とその犯罪事例|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 現代人のライフスタイルに最も大きな影響を与えているものはメディアである。特にインターネットの普及で、一昔前なら図書館に何時間も籠ってようやく知ることのできた情報を手軽に入手できるようになった。グーグルを使えば、爆弾の作り方さえ調べることができてしまうほどだ。 映画ゲーム、ミュージックビデオ、など、ありとあらゆるメディアでは暴力が描かれていて、それに対する子どもたちへの影響が懸念されている。その為、先進国を中心に多くの国で年齢制限枠が規制されているわけだが、映画は特に大きな影響を及ぼしているメディアの1つである。 ここでは実際の犯罪と結びついてしまった10映画を見ていくことにしよう。 1. ナチュラル・ボーン・キラーズ(日公開1995年、オリバー・ストーン監督) この画像を大きなサイズで見る ジュリエット・ルイスとウディ・ハレルソン主演の、2人の恋人が

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  • 終焉の画家、ズジスワフ・ベクシンスキーが描いた地獄のビジョン、混沌と静寂。 : カラパイア

    ポーランドの画家、ズジスワフ・ベクシンスキー(1929年 - 2005年、享年75歳)は、独特の世界観で退廃的で混沌とした絶望と死が見え隠れする作品を数多く生み出した。 その作風は不気味であり残酷であるものの、その世界にしかない独特の美しさを持っている。 ベクシンスキーの作品はすべてタイトルがついていない。作品の理論付けや詮索を非常に嫌ったという。これらの作品は、常にクラッシック音楽を大音量で聞きながら描いていた。 ■1. ■2. ■3. ■4. ■5. ■6. ■7. ■8. ■9. ■10. ベクシンスキーはポーランド南東部のサノク出身。少年時代にナチス・ドイツのポーランド侵攻を経験している。父も祖父も建築関係の仕事をしていた為、人もクラクフ工業大学建築設計学部を出て建築業務で現場監督の仕事をしていたが、その後芸術の道へ進む。 1964年の初個展では作品の全てに買い手がつき、すぐさま

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  • 怒れるイカ。巨大イカがグリーンピースの潜水艇に猛アタックをしかける

    太平洋最北部の海、ロシアとアラスカの国境沿いのベーリング海を探査中の国際環境保護団体、グリーンピースの潜水艦に襲いかかっているのは巨大なイカ。荒ぶったイカが潜水艇に対し、触手で攻撃を仕掛けながら墨を吐きいている様子がわかる。 Caught On Camera! Giant Squid ‘ATTACKS’ Greenpeace Submarine | AMAZING VIDEO 潜水艇の大きさを考えればこのイカの大きさが推測できるだろう。イカの攻撃に対し潜水艇がライトをフラッシュされたところ、更なる攻撃を仕掛けてきた。 この画像を大きなサイズで見る イカが何を激怒していたのかはわからないが、2度の攻撃の後イカは立ち去って行ったという。尚、このイカの攻撃による潜水艦へのダメージはなかったそうだ。

    怒れるイカ。巨大イカがグリーンピースの潜水艇に猛アタックをしかける
  • 初公開写真で明らかとなった広島と長崎への原子爆弾投下準備の様子と原爆投下後のカラー化映像

    原爆投下直前に米軍が攻撃準備を行う様子を捉えた写真が69年を経た今、初公開されたそうだ。 米軍は、第二次世界大戦の末期に当たる1945年8月に、日の広島と長崎に二発の原子爆弾を投下した。これは人類史上初めて、そして今のところ唯一核兵器が実戦使用された例である。 マンハッタン計画により製造された原子爆弾 ロスアラモス国立研究所で遂行されたマンハッタン計画によって、1945年8月までに2種類の原爆開発が完了している。 ガンバレル型ウラニウム活性実弾、コードネーム「リトルボーイ」は8月6日に広島に投下された。それから3日後の8月9日、インプロージョン方式プルトニウム活性実弾、コードネーム「ファットマン」が長崎へ投下された。 犠牲者数は広島 約14万人、長崎 約7万人で、それぞれの街の人口のおよそ半分の命が失われた。 原爆のケースを確認する兵士。この後、攻撃拠点となった日の南方に位置するマリア

    初公開写真で明らかとなった広島と長崎への原子爆弾投下準備の様子と原爆投下後のカラー化映像
  • ハチの体内にあるハチミツから、抗生物質の効かない耐性菌に有効な乳酸菌が発見される(スウェーデン研究)

    近年、抗生物質が効かない耐性細菌による感染症が広がっている。中でも、肉を蝕むことで知られるA群連鎖球菌や、同じく肉組織を破壊するメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)などの被害は深刻だ。 そんな中、見直されているのがハチミツだ。ハチミツは昔から感染症対策として使われてきたが、これまで考えられていた以上に高い効果を持っているかもしれない。 ハチの体内にある生のハチミツから、13種類もの乳酸菌が発見されたそうだ。 この乳酸菌をメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)・緑膿菌・バンコマイシン耐性腸球菌など、既存の抗生物質に耐性を持つ細菌に使用したところ、全てに対して効果があることがわかったそうだ。 ハチの乳酸菌に薬効効果 この乳酸菌を発見したのは、スウェーデン・ルンド大学の研究者らがおこなった実験では、耐性菌に侵され、過去に幾つもの抗生物質を使用したが完治されなかった局所的な傷を負った馬10頭

    ハチの体内にあるハチミツから、抗生物質の効かない耐性菌に有効な乳酸菌が発見される(スウェーデン研究)
  • クリミアで押収された軍用イルカ、プーチン大統領直属の部隊にすることを正式発表(ロシア)

    ロシア政府は今年3月、クリミア併合の際、高度に訓練されたイルカをウクライナから押収したことを公式に認めた。 このイルカ部隊はプーチン大統領直属の部隊にするそうだ。ウクライナはイルカの返還を求めているが、今回の発表でロシア政府はその返還を正式に拒否する形となった。 冷戦期の1973年、ロシア(ソ連)では、軍用イルカとしてバンドウイルカの訓練が開始された。 今回ロシア政府に押収されたイルカ部隊は、23年前にソビエト連邦が崩壊した際、ウクライナによって継承されたクリミア州立海洋水族館内で訓練されたもので、13頭のエリート部隊とそれを補助するアシカ部隊で構成されている。 この画像を大きなサイズで見る水中爆弾を背負ったロシア軍の軍用イルカ。3月にクリミア併合の際、ロシア軍に接収された その作戦遂行能力はかなりのものだ。機雷の探索、敵艦隊への爆弾の設置のほか、頭部に装備された特殊ナイフや銃で敵のダイバ

    クリミアで押収された軍用イルカ、プーチン大統領直属の部隊にすることを正式発表(ロシア)
  • 「R.I.P.」戦死した青年兵士たちの自宅の寝室を撮影した「Bedrooms of the Fallen」

    「R.I.P.」戦死した青年兵士たちの自宅の寝室を撮影した「Bedrooms of the Fallen」 記事の文にスキップ 寝室は休養と回復のための癒しの場所である。誰もがそこで眠り、明日への英気を養う。フォトグラファーのアシュリー・ギルバートソンは、イラクやアフガニスタン侵攻で戦死した兵士だった青年たちの遺族を訪ね、彼らの寝室を撮影してまわった。彼らにとって一番の癒しの場所を公開することが、死者の追悼することになるのではと考えたからだ。そして40もの寝室を撮影し、その死因と共に、「戦死者の寝室」という写真集を完成させた。 「家族と暮らす多くの人が自分の部屋を持っている。そしてその場所には自分の好きなものが配置され、お気に入りのインテリアが施され、その人の個性のあふれている。自分の部屋は世の中の喧騒から逃れ、心から安心できる場所であり、そこは自分自身である。」ギルバートソンはそう語る

    「R.I.P.」戦死した青年兵士たちの自宅の寝室を撮影した「Bedrooms of the Fallen」
  • アメリカで食べることを禁止された16の食品

    最近の事例では米品医薬品局(FDA)が、マーガリンや調理油などに含まれるトランス脂肪酸の成分の安全性に問題があるとの判断を下し、段階的に禁止するという発表があった。トランス脂肪酸は血中の悪玉コレステロールを増加させ、心臓疾患のリスクを高めるという。 日ではまだ積極的な規制はなされていないが、国の基準によって飲を禁止されているものは様々である。ここでは全米、もしくは一部の州でべることが禁止されている、あるいはかつて禁止されていたことのある16品を見ていくことにしよう。 1. フグ この画像を大きなサイズで見る アメリカでは免許なしの販売、養殖、提供が禁止されている。ちなみにヨーロッパEUでは販売と消費が禁止されている。 フグの膨らむ様子 フグの皮膚と内臓の一部はテトロドトキシンという猛毒を含んでおり、これらは人を麻痺させ窒息させる。しかし日では、板前が細心の注意を払って捌くため、

    アメリカで食べることを禁止された16の食品
  • 座りっぱなしは体に危険!デスクワークが多い人の為の5つの簡単エクササイズ

    長時間座ったままの状態でいると、体に色々な弊害が生じてくる。最近の研究では座っている時間が長いほど寿命が短くなるという報告もなされている。 長時間座っていることでエネルギーの総消費量が少なくなり、体重増加や肥満になりやすいのはもちろんのこと、足の筋肉を動かさないことで、様々なホルモンの分泌に悪影響を及ぼす。コレステロール、中性脂肪、さらには心臓にまで悪い結果をもたらすという。 それだけではない。さらには骨格や筋肉、内臓などに負担をかけ、深刻な腰痛、肩こりの原因ともなる。り、また脂肪も落ちにくくなる。姿勢を正すことで、身体にかかる負担が少なくなり、内臓の働きもスムーズになる。また、背すじを伸ばすことで、全身に適度な緊張感がいきわたり、ゆるんだ筋肉を引き締めることができるそうだ。 対処法として、こまめに席を立つことが望ましいとされているが、一度固まってしまった姿勢を戻すことはなかなか大変だ。こ

    座りっぱなしは体に危険!デスクワークが多い人の為の5つの簡単エクササイズ
  • 理想郷を求めて、失敗に終わった10のユートピア都市計画 : カラパイア

    かつて人類は、文明という武器を手に自分たちにとっての理想の都市を築き上げようとした。様々な趣旨の元、それぞれの思いを胸に、作られたものの、失敗に終わった10のユートピア都市計画が海外サイトにて特集されていた。 そこに散りばめられた様々なアイデアは、今日の我々に少なからず影響を与え続けていることだろう。

    理想郷を求めて、失敗に終わった10のユートピア都市計画 : カラパイア
  • 平和を祈るため。ローマ教皇が放った2匹の鳩が一瞬にしてカモメとカラスに襲撃される。

    「平和を強く祈ると争いが起きる。」 そんな格言を聞いたことがあったのだが、まさにその格言通りの出来事が起きてしまったようだ。 バチカン宮殿で今月26日、ローマ教皇フランシスコが、2人の子どもたちと一緒に2羽の鳩を放ったところ、一瞬にしてカモメやカラスに襲撃されるという事件が起きた。 Pope’s peace doves attacked by crow and seagull この催しは、ウクライナ国内各地で続く政府と反政府勢力の武力衝突により亡くなった人々を悼み、ウクライナの平和を願う為に行われたものだ。 サン・ピエトロ広場に集う数万人の人々が見守る中、バチカン宮殿の最上階の窓から、ローマ教皇は2人の子どもたちと共に、2羽の鳩を放った。 その直後、事件は起きた。 Vatican peace doves attacked by crow and seagull seconds after

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  • インドの七不思議のひとつ、ヒマラヤの秘めたる廃墟スポット。レー宮殿とその要塞

    17世紀の初め、インドで繁栄を極めていたラダック王国のライオン王、センゲ・ナムギャルは、ヒマラヤ頂上にある都市レーに巨大な宮殿の建設を命じた。彼の血筋を引く王家の一族は、1834年にクーデターが起こり追放されるまで、レーの宮殿に住んでいた。現インドのジャンムー・カシミール州に該当する場所だ。 クーデター以後、かつて世界で最も高い場所にあったレー宮殿は放棄された。栄枯盛衰の世の習えに従いながらも、インドのリトルチベット地域に、いまだ荘厳な雰囲気を漂わせている。 この画像を大きなサイズで見る この宮殿に既視感を感じるのは、近隣のチベットに建っている有名なポタラ宮に似ているからだろう。ポタラ宮はダライ・ラマが1959年に追放されるまで拠点にしていた宮殿だ。 この画像を大きなサイズで見る 実際にはポタラ側がレー宮殿をモデルにしたという人もいる。レー宮殿はポタラ宮よりは小ぶりだが、まぎれもなく広大で

    インドの七不思議のひとつ、ヒマラヤの秘めたる廃墟スポット。レー宮殿とその要塞
  • 顔写真の瞳に写る真実。瞳孔を拡大することでその時一緒にいた人物をほぼ特定できることが判明(英研究) : カラパイア

    毎日約4千万もの写真が共有サイトにアップロードされている。何の気なしに撮った顔写真には、重大な秘密が隠されている場合がある。その写真に写っている人の眼を拡大してみると、撮影時にその人の目に映っていたものが大雑把にだが調べることができるのだ。 たった1枚の写真からこのようなことがわかってしまう。嘘をついても、その日その時、誰と一緒にいたかがわかってしまうのだ。ぼーっとまわりをみていた場合には、同時刻その場所に居合わせた見知らぬ人の情報も。この技術は犯罪捜査に役立つ可能性が高いという。

    顔写真の瞳に写る真実。瞳孔を拡大することでその時一緒にいた人物をほぼ特定できることが判明(英研究) : カラパイア
  • アル中と戦った10人の作家|カラパイア

    この画像を大きなサイズで見る 過剰なアルコール摂取は、予防することができる死因のひとつだ。アメリカの疾病対策予防センターが2012年に発表した統計によると、毎年、8万人がアルコールが原因で命を落とすという。健康に害があることはもちろん、アルコール依存症になったり、子供がネグレクトされるなど、家族にもその影響は及ぶ。 アルコールの障害は、貴賤問わずあらゆる人間がなりえる。これからあげる10人の作家は、その生涯の中で家族の中毒も含めて自らもアルコールと闘い、その苦しみの中でさえ、文学、詩など優れた作品を産み出した者たちだ。 10.ウィリアム・フォークナー この画像を大きなサイズで見る アメリカの偉大な作家のひとりと言われ、ノーベル文学賞、ピューリツァー賞(2回)を受賞している。1897年、ミシシッピー州オールバニーで生まれたこの作家は、アルコールという特殊な道具を使って、『響きと怒り』や『死の

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  • 世界最硬、ダイヤモンドの3倍。この世で最も硬い物質が発見される(米研究)|カラパイア

    米テキサス州ヒューストンにあるライス大学の物理学者ボリス・ヤコブソン氏らの研究チームは、カーバイン(もしくはカルビン・Carbyne)という物質が、この世で最も硬い物質であることを発見したと、9日のアメリカンケミカルソサエティージャーナル誌( ACS Nano)に発表した。 カーバインは、炭素原子を鎖状に繋げたもので、厚みが原子1個分。同じく炭素原子で構成されるシート状のグラフェン、チューブ状のナノチューブと違い、“1次元的物質”であるとヤコブソン氏は説明している。 この画像を大きなサイズで見る カーバインは19世紀から理論的にその存在が考えられており、これまでにも圧縮したグラファイトや、惑星間のチリの中などで少量発見され、実験によっても生成されていた。今回同チームは、コンピュータを用い、カーバインの特性について正確なシミュレーションを行なった。これによって、カーバインがこの世に存在するど

    世界最硬、ダイヤモンドの3倍。この世で最も硬い物質が発見される(米研究)|カラパイア
  • 戦後史上最悪の被害をもたらした「伊勢湾台風(1959年)」を現代の台風進路図情報風に再現してみた

    1959年(昭和34年)9月26日、和歌山県東牟婁郡潮岬に上陸した台風15号(伊勢湾台風、国際名:ヴェラ)は、紀伊半島から東海地方を中心としほぼ全国にわたって日列島を直撃、明治維新以来最大の被害を出した台風である。 犠牲者5,098人、負傷者38,921人を出した伊勢湾台風は、1995年1月17日の阪神・淡路大震災が発生するまで、自然災害被害としても、第二次世界大戦後の最大のものだった。台風としては現在も最大である。 そんな伊勢湾台風の規模がどれほどのものだったのか、今の人々にとってはなじみの深い、NHKで用いられてる、台風の進路予想図を使って再現した映像がニコニコ動画にアップされ話題となっていた。 ニコニコ動画 伊勢湾台風がどれくらいの規模だったのか?見当もつかなかったわけだが、暴風域を表す円の大きさと、その巨大な円が日列島を覆うように北上していく図を見ることで、とんでもないことにな

    戦後史上最悪の被害をもたらした「伊勢湾台風(1959年)」を現代の台風進路図情報風に再現してみた
  • 解体間近の九龍城砦のリアルを撮影した写真(1987年〜1990年) : カラパイア

    現在の香港・九龍の九龍城地区に造られた九龍城砦は、イギリスの租借地から除外されたことにより、事実上どこの国の法も及ばない不管理地帯となり、巨大なスラム街が形成されていた。1990年に解体される直前では、0.026km2の僅かな土地に5万人もの人々がひしめき合っており、人口密度は約190万人/km2と世界で最も高い地区であった。これは畳1枚に対して3人分の計算である。 そんな九龍城砦の解体間近の姿を撮影したのは、カナダの写真家であるグレッグ・ジラールだ。 ジラールは、仲間の写真家であるイアン・ランボットと共に撮影したこれらの写真を、「City of Darkness: Life in Kowloon Walled City 」という写真集にて発表した。 画像の一部はかつてカラパイアで紹介したことのあるものだが、改めてここで見ていくことにしよう。かつてそこには、無計画な増築による複雑な建築構造

    解体間近の九龍城砦のリアルを撮影した写真(1987年〜1990年) : カラパイア
  • マンモスは20世紀まで生きていた?第二次世界大戦中にロシアで撮影されたマンモスらしき生物の動画(1943年)

    巨大な牙とふさふさの毛。現生のゾウの類縁と言われるマンモスは、約400万年前から1万年前頃までの期間に生息していたと考えられているが、そのマンモスとおぼしき生物の動く姿が、1943年、ロシア、極東のサハ共和国、ヤクーツクで撮影されていたという。 映像は、第二次世界大戦中のソ連時代に捕虜としてシベリアの収容所送りとなった、ナチス党員のホルガー・ヒルデブラントというカメラマンが撮影したものだそうだ。ヒルデブラントは1945年に死亡したとされているが、死後数十年がたち、その遺品がドイツへと返還され、その遺品の中にこのフィルムが含まれていたという。 マンモスが絶滅した理由は諸説あるが、今だ正確な原因はわかっていない。有力な説として氷河期末期の気候変動に伴う植生の変化を原因とするものがあるが、他にも、ヒトの狩猟によるもの、巨大な嵐、細菌、ウィルスなどによるという説もある。 今月10日、英国とスウェー

    マンモスは20世紀まで生きていた?第二次世界大戦中にロシアで撮影されたマンモスらしき生物の動画(1943年)