17世紀、バロックの建築家、フランチェスコ・ボッロミーニの傑作と言われている、サン・カルロ・アッレ・クアットロ・フォンターネ教会(San Carlo alle Quattro Fontane)。 今はどうだか知らないけど、私が中学生の時、美術の教科書に、「バロック美術の例」として、この教会の写真が載っていました。この教会、バロックの中でも極めてバロック的な建築ということなんでしょう。 教科書に載るほどの教会なのに、実際この教会に行くと、観光客がほとんどいないんです。でも、やっぱり教科書に載るだけあって、美術系、建築系の学生の団体が必ず訪れる場所となっているようです。私が訪れた日も、1時間ほどぼんやりベンチに腰掛けている間に、美術系・建築系と思われる学生の団体がいくつか、講師に解説を受けながら見学していました。 とても狭い立地に、設計を依頼され、ボッロミーニも、かなりの工夫を迫られたようです
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