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美術 | 00:26 | 出光美術館では、1月から開催している「琳派芸術」の 第2部 「転生する美の世界」を開催中。第1部「煌めく金の世界」で、琳派の始祖である光悦・宗達から光琳までを追ったのに続き、第2部ではその後の抱一・基一に焦点をあてている。光悦・宗達らの活躍した桃山文化は絢爛豪華な金の世界がもてはやされたが、酒井抱一らの活躍した江戸中期(18、19世紀)には文化が成熟し、銀の世界が注目された。金の琳派が、朧な月明かりを連想させる銀の世界へ転生したというのが、この展覧会第2部のタイトルの意味するところ。今日は抱一、次回は其一をとりあげることにする。 一番注目すべき作品は、やはりこれ↓「紅白梅図屏風」酒井抱一 金もいいけど、銀もいい。紅白梅図といえば、日本画の王道のテーマ。紅梅をごつごつした感じに、白梅をすっきりした感じに、というふうに対照的に描くのは古典的ながら、背景に銀を使ったこと
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