昨年年央の日本株の上昇を演出した外国人の投資スタンスはどの様に変化しているのだろうか。外国人の日本株投資は、昨年12月に一度は落ち込んだものの、今年1月にはライブドアショックや旧正月であったにも関わらず比較的高水準に推移している。ただし、主力の米国の資金に変化が見られる。米国の対外株式投資の水準に大きな変化はないが、それまでの日本への選択的投資から、昨年秋以降日本向けは鈍化し欧州向けが増加しているのである。米国の投信の動向を見ても日本株投信への資金流入は、昨年11月をピークに鈍化、今年2月には流出に転じている。一方、欧州株投信への資金流入は、欧州の景況の改善に加えECBの利上げなどのイベントリスクを経て、昨年12月以降増加傾向にある。米国の対外株式投資の欧州株シフトが明確になってきている。 それでは、今年2月の第3週に日本株を買い越した外国人の牽引役はだれであろうか。一つ指摘できるのは、日
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