仏ラフレーシュで飼育されているキリン(2016年8月25日撮影、資料写真)。(c)AFP/JEAN-FRANCOIS MONIER 【9月9日 AFP】キリンはこれまで、亜種を含む1種類のみと考えられていたが、研究の結果、4種に分けられることが新たに分かった。ドイツの研究者らの研究チームが8日、発表した。この結果を受け、一部が保護の対象となる可能性も出てきた。 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された論文によると、研究チームはアフリカ全域のキリン190頭の皮膚からサンプルを採取し、そのDNAを調べた。 キリンの個体数は過去数十年間で15万頭から10万頭以下と大幅に減少した。これまで、キリン属の種は一つで9亜種と考えられてきた。 だが最新の研究によると、キリンは4種に分けることができるとされ、それぞれの種が交尾で交わることはないとみられるという。また、異な