下着メーカーの社員を装って声をかけ、女子中学生の胸を触るなどしたとして、警視庁捜査1課は16日、準強制わいせつ容疑で、住所不詳、不動産会社員、前沢邦彦容疑者(23)を逮捕した。同課によると、「間違いありません」と容疑を認めている。 同課によると、都内では昨年4月~12月、帰宅途中の中学生などを狙った同様の被害が5件ほど相次いでおり、関連を調べている。 逮捕容疑は、昨年10月下旬、都内の路上で女子中学生に下着メーカーの社員を装って声をかけ、「ブラジャーをつくる生産部門にいる。アンケートに協力してほしい」などとうそをいい、空き家の敷地内に連れ込んで胸を触るなどしたとしている。 同課によると、現場周辺の防犯カメラの映像などから前沢容疑者の関与が浮上した。