後期高齢者医療制度は、IT(情報技術)を前提とした制度です。 後期高齢者医療の事務運用は、その扱うデータ量や効率化のために、幾つかのシステムにより行われます。 全国の後期高齢者医療広域連合と市町村には、「後期高齢者医療制度 広域電算処理システム(標準システム)」が配布されます。 標準システムは、「資格管理業務」、「賦課業務」、「収納業務」、「給付業務」というサブシステムで構成されます。また、市町村での窓口業務、並びに市町村と広域連合間の連携を行うための「窓口端末」及び「窓口処理サーバ」、「連携サーバ」などの機能があります。なお、システム全体の運用は、運用管理システムにより管理されます。 資格管理サブシステム 被保険者台帳の管理、被保険者証の印刷など、被保険者資格に関しての管理を行います。 賦課業務サブシステム 保険料算定など賦課業務に係る事務支援を行います。 収納業務サブシステム 保険料算