9月16日、ドイツ人の7人に1人が「ベルリンの壁」復活を望んでいることが調査で明らかに。写真は1989年11月、ベルリンの壁によじ登る旧東ドイツの人々(2009年 ロイター/Herbert Knosowski) [ベルリン 16日 ロイター] ドイツ人の7人に1人は、1989年11月に崩壊した東西分断の象徴「ベルリンの壁」の復活を望んでいることを示す世論調査が、16日に明らかになった。 調査は、世論調査機関のフォルサが1002人を対象に実施し、結果をStern誌上で発表。それによると、国民の15%が東西ドイツに分断されていた時代を懐かしんでいた。 同調査ではまた、多くの旧西ドイツ出身者が旧東ドイツ復興のため税金が上がったことを苦々しく感じている一方で、旧東ドイツ出身者たちは所得水準に不満を持っていることが示された。