国語といえば文系の代表、数学といえば理系の代表的な教科というイメージがありますね。 でも、国語と数学それぞれの性質をよく考えてみると、実はある大きな違いがあるほかは根本的に同じものを扱う教科なんです。で、これらを両方とも自由に扱える人におすすめする分野がコンピュータ科学なのです。 国語と数学の根本的な意義を言ってしまいましょう。 国語は、記号の意味を論理的に扱うことが目的の教科 数学は、記号を、意味から離れて厳密に扱うことが目的の教科 なんです。 はい、ここで記号【シンボル】という言葉が出てきました。記号というのは、ここでは「%#&*@」みたいな記号文字のことではなく、組み合わせることで表現を作り出せるモノのことです。国語の世界では文字や語句、数学の世界では数字や変数、演算記号なんかが記号に当たります。 国語の、意味を論理的に扱うというのは理解しやすいですね。「『それ』が指している内容を答