主要な公衆無線LANサービスを比べてみると、料金、エリアにかなり違いがある。量販店2社は料金が安く、マクドナルドで使えるのが売りだが、そのほかのカフェやファストフード、地下鉄ではほとんど使えない。NTT系3サービスはその逆で、カフェや地下鉄は比較的充実しているが、一般ユーザー向けの料金は高い。どちらも決め手に欠ける印象だ。 コストを重視するなら、フレッツやFOMAのハイスピードプランに加入している人は、それぞれプラス210円、315円で利用できるため、加入する価値はある。それ以外の人は380円の量販店2社が候補。カバーエリアの広さで勝るのは「ビックカメラオリジナルプラン」。9月からは日本全国に展開する「FREESPOT」もエリアになる。FREESPOTはもともと無料だが、ビックのユーザーはメール認証が不要になるため、利便性は高い。 ただ、同プランは東海道新幹線のN700系車内や駅での利用に