「TIME KILLERS 加藤和恵短編集」には、「青の祓魔師」の原点となる読み切り「深山鶯邸事件」のほか、デビュー作「僕と兎」や、月刊少年シリウス(講談社)にて連載していた「ロボとうさ吉」の草案となる「赤茄子」などを収録。また季刊エス(飛鳥新社)に掲載された作品群も、カラーページを再現して収められている。 一方「青の祓魔師 ポケット画廊カラーコレクション」には、これまで発表された「青の祓魔師」のカラーをほぼすべて収録。また第21話扉イラストの着彩工程が掲載されているのもうれしいところだ。なお同書は「ワンコインで買える画集」をコンセプトに掲げているため、500円というお手頃価格で、サイズはB6版のポケットサイズ。ファンは短編集と併せて、気軽に購入してみては。 「TIME KILLERS 加藤和恵短編集」収録作 僕と兎(赤マルジャンプ2000年夏号) 赤茄子(赤マルジャンプ2001年春号)