大阪商工会議所は10日、7月4日に実施した「第2回なにわなんでも大阪検定」の試験結果の概要を発表した。昨年6月に第1回試験を実施して話題を集めたが、最難関となる1級の試験は今年が初めて。551人が受験して合格者はわずか10人。合格率1.8%という狭き門となった。 1級の試験は100点満点で80点を取れば合格。最高点は91点で、平均点は53点だった。大阪市営地下鉄谷町線の駅名「喜連瓜破(きれうりわり)」を漢字で記述させるなど、難問ぞろい。 昨年、2級に合格した大商の佐藤茂雄会頭(69)も1級に挑戦した。大商は個別の結果を公表していないが、合格者の最高齢は63歳だったため、佐藤会頭は不合格だったとみられる。 今年の1〜3級の受験者数は延べ3644人(併願が可能なため)で、2級と3級のみを実施した昨年の同5822人から減少した。合格率も下がり、2級は17.2%(昨年は71.4%)、3級は56.9