遺伝はどこまで人生に影響を及ぼすのか。「氏か育ちか」問題に関連するメモのまとめです。 これらの本を読んで、結局私はどう感じているのか。 結論から書くと、最初にご紹介している本にある「楽譜が遺伝子、演奏家が環境、演奏が表現型」が一番しっくりきています。 遺伝の影響はとても大きい(曲を決めるだけの力がある)。 分野によっては、遺伝の影響を育ちでなんとかすることは難しいかもしれない(曲を変えるような演奏はできない)。 とはいえ、やはり育ちの力も大きい(平凡な曲でも名演奏で輝きを与えることもできる場合がある)。 まあどうであろうが生まれた以上はできることをするしかないわけですが。大槻ケンヂ曰く「それでも、生きていかざるをえない。」 スヌーピー曰く「僕らは配られたカードでやっていくしかないんだ。」 「氏か育ちか」研究結果 例えるなら、楽譜が遺伝子、演奏家が環境、演奏が表現型。音楽は楽譜でかなりの部分