by Gartner イェフィム・ナティス VP兼最上級アナリスト 飯島 公彦 リサーチVP 2011年、クラウドに特化したベンダーだけでなく、あらゆる大手エンタープライズ・ソフトウエア・ベンダーが、PaaS(プラットフーム・アズ・ア・サービス)を発表する──。ガートナーは、こう予測している。 PaaSは、従来のシステムにおける「ミドルウエア」に相当する存在だ。アプリケーション実行環境やアプリケーション開発ツール、データベース管理システム、システム連携基盤、ポータル、ビジネスプロセス管理といった機能をサービスとして提供する。 2011年現在、市場には様々な種類のPaaSが存在する。これらは2013年までに、利用パターンに応じた「PaaSスイート」に統合される。ガートナーは、「aPaaS」「iPaaS」という二つの主要なPaaSスイートと、それらを補う三つの専門的なPaaSスイートが登場する
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