最新のPC本体やマザーボードを購入すると、Ethernetポート2基ないしEthernetポート/Wi-Fiポート各1基という2つのネットワークインタフェースが付いてくるケースも多くなっている。こうしたセカンドポートの標準装備というのも、メーカ側にすれば製品カタログの仕様欄に記載する項目を増やす安価な方法なのかもしれないが、ユーザ側からすれば実際何に使用すればいいのか分からないというのが実状だろう。しかしながらあなたがLinuxユーザであれば、具体的な使い道はいくつも存在しているのだ。 ごく安易な発想をすると、セカンドポートに2本目のEthernetケーブルを接続すれば回線速度を2倍にできそうなものだが、実際にはLinuxのネットワーキング用サブシステムに双方のアダプタを認識させた上で、2つのポートでトラフィックの送受信をさせる方法をOSレベルで指定しなくてはならない。後者の設定に関しては
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