未来の携帯音楽プレーヤーは、コードでもBluetoothでもなく、人間の体を使ってヘッドフォンに音を伝えるかもしれない――ソニーがそのような技術の特許を出願していることが明らかになった。 この特許は同社が2006年3月に米特許商標局(USPTO)に出願したもの。「人体通信システムおよび通信デバイス」というタイトルが付けられている。 同社によると、このシステムは人体の電界を利用し、人間の体を導電線代わりにしてデータを送信する。具体的にはこの発明は、音楽など比較的大容量のデータを人体を介して送信するシステムに関連しているという。 このシステムでは、導電性のある布で包んだ電極を人体に取り付けて、微量の電気を流すことで音の信号を伝える。ATRAC3plusのデータを48Kbpsで転送でき、消費電力が少なく、近くの通信システムとの干渉もないと同社は述べている。 ソニーは以前から人体通信技術を開発して
Googleはワイヤレス市場への更なる進出を狙っているが、このほど同社社員が申請した3件のワイヤレス技術関連特許の内容が米国特許商標庁によって明らかにされた。 この特許を申請したのは、Google社員のWesley Chan氏とShioupyn Shen氏、それに以前同社で製品管理ディレクターとして働いていたGeorges Harik氏の3人で、その内容は無線アクセスサービスに広告を掲載することで、その運営コストを相殺するというやり方で、ユーザーの負担するコストを引き下げるというもの。広告収益が売上の大部分を占めるGoogleでは、ワイヤレス市場への更なる進出により、潜在的な広告ベースの拡大を目指している。 2004年に申請され、今月はじめに開示されたたこの特許は、ワイヤレス技術と広告市場に関する3つの問題を解決するものだ。 申請番号20060058019の特許は、無線アクセスポイントへの
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