このような生ぬるい悔しさは、通常の悔しさよりも堪える。そう思って映像をみていたら、「NIPPON FOREVER IN OUR SHADOW」 のダンマクが出てきて、一層悔しくなった。わかりやすい英語だし、TV映りのよい場所だったし、相当な知恵者がいるのだなと。TVの前でサポータ冥利を感じる一瞬ではあった。 阿部と玉田に期待すると書いたのだが、どうやら別離の日となってしまったようだ。 ケーヒルはワールドクラスに近い選手だし、巧妙な位置取りと強さが武器の選手だからやられるのは仕方がない(とは言いたくないが、よい選手にやられるのは不快極まりない一種の快感だ)。だけど、やられ方と言うものがあるだろう。なぜ1点目の時は身体を寄せるのをやめてしまったのか。2点目の時だって見失った訳でもないのに、どうして簡単に振り切られてしまうのか。何か球際で「がんばる事、粘る事をやめてしまった」ようにしか見えなかっ