ブラウザにとって、半透明をブレンドして表示するのは負荷が高いものです。特に、iPhone などのモバイル端末向けのコンテンツは、出来るだけページを軽くしておきたいものです。ページ中でこのような負荷の高いレンダリングが必要な箇所を色分けで表示してくれる便利な (!?) オプションが Safari5 にはあります。 上の図は、このオプションを指定して、アップルのスタート・ページ を表示させたときの様子です。transparent や iframe の allowtransparency が使われている箇所が赤く表示されています。 MacOS には Core Animation という、1種の アニメーション・フレームワーク が使われていて、こいつにデバッグ用のフラグを設定してやると、レンダリングの様子が色分けされたり、レンダリング・ツリーの情報がコンソールにダンプされたりするというものです。