タグ

psychologyに関するpermasのブックマーク (5)

  • 第六回講義 ダブルバインド

    第六回講義 §6 ダブルバインド 1、ダブルバインドの定義 ベイトソンはダブルバインドによって精神分裂病を説明しようとする。彼による「ダブルバインド状況」の定義を見ておこう(「精神分裂病の理論化へ向けて」『精神の生態学 上』思索社)。これは、つぎの6つの条件が満たされた状況のことである。 1、二人あるいはそれ以上の人間  このうち一人を「犠牲者」と呼ぶ。 2、繰り返される経験  我々の仮説が注目するのは、精神的外傷を引き起こす単一の経験ではな く、ダブル・バインドの構造が習慣的な期待となるような、繰り返され る経験である。 3、第一次的な禁止命令    (a)「何々の事をするな、さもなければあなたを罰する」或は (b)「もし何々のことをしなければ、あなたを罰する」 4、より抽象的なレベルで第一次の禁止命令と衝突する第二次的な禁止命令。 これも第一次の禁令と同じく生

  • 広告β:意味不明であることの意味

    いい年になってくると、結婚式のおさそいが増えてくる。ジミ婚などと言われて久しいが、結婚式を挙げない人もちらほらいる。理屈っぽく考えると、「二人が愛し合ってさえいれば、結婚式などをわざわざやる意味はないではないか」という気もする。そのいっぽうで、「結婚式は二人のためにやるものではなく、家族と家族の結びつきのためにやるものである」というような意見もある。どちらにせよ、結婚式というものの意味をどうとらえるかが問題になっている。 結婚式にかぎらず儀式というのは、後戻りできない区切りの際に行われることが多い。後戻りのできない決定をおこなうときには、それなりの覚悟が必要だ。結婚式のような大きなイベントを行うことで、後戻りのできない覚悟を獲得しているという見方もできるだろう。 意志決定といえば、会社組織ではしょっちゅう意志決定が繰り返されている。小さいことならともかく、大きい意志決定となれば逆戻りが

  • ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ナンパを科学する ヒトのふたつの性戦略 進化心理学の研究書。頻繁にナンパされる女性は何が違うのか。異性にモテるとは科学的にはどういうことか。心理学や行動科学の実験で解き明かす。ちょっと女顔の男性がモテる、ひっかけられやすい歩き方、セックス頻度を決める要素、異性の10秒の動作で決まる性的印象、ヒモ男性の戦略など、興味深いデータがいっぱいある。 街角でのナンパのフィールド調査や、密室に何も知らない男女二人を残して去った後の様子を観察する「待合室状況での出会い実験」など多くの研究が引用され、非言語的求愛シグナルをあやつる主導権は女性にあるということが実験によって明らかにされる。 ナンパをアプローチするのは男性からのようにみえるが、すべての女性がナンパをされるわけではない。一部の女性に偏る。女性の持つ何らかの要素が男性のナンパを誘発していると理解できる。だがそれは美人だとか露出度が高いとか色目を

  • “極論”という方法論 - Chikirinの日記

    「パラサイトシングル」や「希望格差社会」などの言葉で有名な山田昌弘氏が、新聞のコラムで「今の“就活”問題を解決するには、大企業や役所が30才以下の若者を雇うことを禁止すればよい」と書かれていました。 すべての若者をまず中小企業で働かせ、その上で大企業や役所に入りたいなら30才で転職すればいいという意見です。 就活をする学生は、社会についても働くということについても、また「自分のこと」もよくわかっていません。価値観が未分化なそんなタイミングで「一生を決めるレース」に参加すれば、大半は無難に大企業を目指すでしょう。 そして同じゴールを目指して全学生がレースをすれば、優秀な人ほど、安定的で保守的な大組織に吸収されていきます。自由に発想することの意義も、リスクをとって行動することの小気味よさも、知らないままに。 一方、いったん全員が中小企業やベンチャーに勤め、社会の基的な仕組みや自分の職業適性を

    “極論”という方法論 - Chikirinの日記
  • 読んでないけど読んでみたい心理学の本を20冊 - H-Yamaguchi.net

    他分野のというのは、まったく興味がわかないことも多いのだが、逆にひどくそそられる場合もある。時間もとれないし買うと高いしでなかなか機会がないのだが、たまに猛烈に読みたくなってくる。今回の「発作」は心理学。いろいろなきっかけがあったのだが、直接的には、手元に送られてきた北大路書房の図書目録2009年版。タイトルと数行の紹介を読んだだけなのだが、「あなたはアマゾンに飛びたくな~る、飛びたくな~る・・」と目の前でコインを揺らされてる気分になってしまって。とはいえ、根っから不真面目な性格なので、興味の持ち方も、まじめ方向ばかりとはいかない。 いうまでもないが、ネタ元が元なので、以下すべて北大路書房の。念のためだが、(一部を除き)中は読んでないからね。では。 「当にわかりやすいすごく大切なことが書いてあるごく初歩の統計の」(吉田寿夫著) いきなり心理学じゃなくてアレなんだが。統計というのは、

    読んでないけど読んでみたい心理学の本を20冊 - H-Yamaguchi.net
  • 1