5月28日、いよいよ国内でもiPadが発売された。米国では4月3日の発売以来28日で100万台を突破し、日本でも予約受付が開始された5月10日には、多くのユーザーが長い列を作った(参考記事)。 アップルらしいスタイリッシュなフォルム、革新的なユーザーインターフェイスがiPadの「表の顔」だとすると、それを裏側から支えているのがネットワークだ。iPadは、アプリのダウンロード、ネットワークを介したコミュニケーションやコンテンツの閲覧など、無線ネットワークに接続されたことが前提の設計がされている。ネットワークの品質が、iPadがもたらすユーザーエクスペリエンスに大きな影響を与えることは間違いない。 アップルは、iPadのネットワークを日本で提供するパートナーとして、iPhoneに引き続き、ソフトバンクモバイル(以下SBM)を選んだ。SBMはiPadの発売でますます増大するトラフィックにどう対応