「パワハラ」は、自分を追いつめてがんばる人ほど無意識のうちにしてしまいがちです。実際、そうした状況に陥った会社の事例と解決策を特定社会保険労務士の井寄奈美さんが解説します。 ◇頭角を現すとともに暴走し始め…… ある女性向け商品の企画会社に、社歴18年で企画部チーフデザイナーのAさんという女性がいました。彼女は「女帝」と呼ばれていました。 通常、企画部は専門学校や美大出身の契約社員ばかりでしたが、Aさんは経済学部卒の総合職でした。 Aさんは、入社時は営業部に配属されましたが、3年目に企画部に異動してから自費で夜間専門学校に通って必要な知識を身につけました。そして、営業部の担当者と積極的に顧客を訪問して得た情報を企画に生かすなどして、頭角を現していきました。企画部のデザイナーは直接顧客とは接触せず、営業部からの要望を聞くのが通例でした。Aさんはその通例を崩し、新たな手法を確立したのです
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