タグ

政治と盛山和夫に関するpeterbanksのブックマーク (1)

  • ■現代リベラリズムとは何であったか/盛山 和夫 - 人文会ニュース

    盛山 和夫 一 今になって思えば、現代リベラリズム(従来のリベラリズムとは似て非なるもの。グレイのように区別しない論者もいるので注意が必要)は形を変えたポスト・モダンの現代思想であったようだ。むろん一方の旗手ロールズやドゥオーキンと他方のフーコーやデリダとは、基盤や背景になっている思想の系譜も明示的に語られている議論の中身も大きく異なる。何よりも文体に現れている思想の気分とでもいうべきものがまったく異質だ。両者は、ほとんどお互いを参照することなく独立に別々の思想空間で発生し展開してきたものである。しかし、両者がそれぞれ格闘した空間の位相構造はおそろしく類似している。フランス系現代思想が闘い、そこから脱出をはかったのは、マルクス主義という正統思想が高度産業社会の到来と構造主義とによって失脚させられた大空位状況である。それはリオタールの「大きな物語」の比喩が何よりも雄弁に明らかにしてい

  • 1