秋も段々に頃合という事で御座いまして、深まりに向かうところで御座います。 釣り師といいますと、灼熱の太陽からは少しばかりのご容赦を頂いて、釣りに専念する事ができる時節と成りました。 こうなりますと硬派の夏場の太陽も恐れぬ猛者から、他人の顔色を伺いながらおこぼれに預かろうという極めて軟弱な釣り師まで、アリの巣から屋移りで出てくる一家のようにぞろぞろ這い出てくるという顛末に成っております。 もちろんどの顔も気力は充実、願わくば気の効いた釣果をという謙虚な奴はおりませんで、出し抜いてでもどうしてでも大漁をと思い込んでほくそ笑むのであります。 まあこの薄汚れた一行、打ちひしがれるのにそう時間は要しません。もののこ半日すればほとんどの釣り師が打ちひしがれてうなだれるのです。 ええそうです実りの秋などと言うのが嘘だと身をもって思い知るのです。 ここで気を抜いたりあせったり、そのうち浪士様のブログのネタ
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