英語では「ドッグイヤー(dog year)」という言葉がある。これは、「犬は人間の7倍ものスピードで成長する」という説から、「速さ」のたとえとして使われている。 海外において「人間の1年=犬の7年」は定説となっており、ほとんどの犬の飼い主たちは犬は人間の7倍の速度で成長していると信じている。だがもし本当なら15歳になった犬は人間にすると105歳となってしまう。 この法則のいったいいつ頃からつかわれはじめたのだろう? その起源はいまだ明らかにされていないが、「犬の1年は人間の7年に相当する」という説には明らかに矛盾点がある。犬は1歳で生殖行為が可能だが、人間は7歳では不可能だ。また多くの犬は15年以上生きるので、人間年齢が100歳を超える犬がごろごろいるということになる。 この画像を大きなサイズで見るグーグルで「人間の1年」と検索すると、ずらずら出てくる「人間の1年=犬の7年」というワード