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bookに関するpiecesofpeaceのブックマーク (6)

  • 絶望的な状況を脱出するリーダーとは? 「エンデュアランス号漂流」

    すさまじいノンフィクション。口全開で読む。 極限と、そこからの生還がある。月並みだが、「事実は小説よりも奇」を地でいく。ただしこの場合、「奇」ではなく「危」だな。あるいは「飢」か。 動機は、「大英帝国が南極点到達に遅れをとるなんて!」→「ならば南極大陸横断だ」と、まことに不屈魂(endurance)あふれるもの。無線は実用化されておらず、ましてや雪上車? なにそれ? の時代、つまり1914年に決行している。 当時としては最も頑強な「エンデュアランス号」は、南極大陸の手前で氷に閉じ込められ→圧砕→沈没。5,000人から選び抜かれた28名は氷板の上で生き延びるも、破砕→漂流。料不足、極寒の嵐、凍傷、病気… 次から次へとくる危機的状況に、真正面から立ち向かう。写真を見る限り、冒険自体が狂気の沙汰としか思えん。 書の中盤あたりから、誰が死んでもおかしくない状況がの連続。いや、全員死亡もありうる

    絶望的な状況を脱出するリーダーとは? 「エンデュアランス号漂流」
    piecesofpeace
    piecesofpeace 2007/08/31
    遭難もののノンフィクション
  • [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳): 極東ブログ

    爽快に読める亀山郁夫新訳が全巻揃うまで読書開始は待とうと思っていたが、最終巻を期待していた春頃、なかなか出ないので、よもやまたかという懸念があったが、7月に5巻で完結した。訳者の苦労に感謝したい。そして50歳になってこのが読めたことを深く自分の人生の喜びとしたい。 大げさな言い方だと自嘲もするし、私など些細な存在だが、この書籍に呪われたような人生だった。私はある意味では早熟でクラソートキンの歳でこの作品に挑んだ。旺文社文庫箕浦達二訳で読み始めたのだった。ロシア語はわからないが(それでも大学で学んだっけと思い出す)良い訳だった。が、二巻までしか出版されなかった。その後旺文社文庫自体が消えた。魯迅もプラトンも鴎外も漱石も私は旺文社文庫で読み、学んだ。 いつの日か箕浦訳が出ると確信していて3年が過ぎ、5年が過ぎ、10年が過ぎた。アリョーシャの歳にもなった。そしてその歳も過ぎた。しかたなく継ぎ接

  • 産経ニュース

    うつ)病について、世界保健機関(WHO)は2030年までに、世界最大の健康問題になると警告している。日には、病を含む気分障害の人が170万人以上いるとされるが、疾病が起きるメカニズムで分かっているのは環境と遺伝・性質の2つの原因があること。病になりやすい体質が…

    産経ニュース
    piecesofpeace
    piecesofpeace 2007/08/14
    カラマーゾフの兄弟 亀山版 編集者のコメント
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2006

    今年は沢山の収穫があった。 自力で見つけた作品よりも、他力―― このblogが縁で知ったのほうが、はるかにスゴいものだった。コメントやトラックバックを通じてオススメしていただいた方、はてなの質問に回答していただいた方、わたしのエントリにケチつけたついでに「○○も読んでないくせに」と嘯いた方―― 皆さまに感謝、感謝。 そんな中でも選りすぐりを10選んだぞ。どれも自信を持ってオススメするが、「劇薬小説」だけは覚悟完了の上でどうぞ。これからも、「自分にとって高品質の情報を得るためには、自分から発信すること」を実現する場として、ここを使っていきたいですな。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 徹夜小説:あなたの健康を損なうおそれがありますので読みすぎに注意しましょう ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 大聖堂(ケン・フォレッ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2006
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    piecesofpeace 2007/08/14
    カラマーゾフの兄弟 亀山版
  • さかぶーのペーパーバックレビュー The Broker/John Grisham 英語の洋書ペーパーバックレビュー!

    piecesofpeace
    piecesofpeace 2007/05/28
    自分にとって久し振りのJohn Grisham原書。電子辞書片手に読むという初の試みはうまくいくか...
  • 「外注される戦争」から除外されているもの

    表紙はおどろおどろしいが、いわゆるタテマエの面からこの市場をレポートしている。P.シンガー著の「戦争請負会社」に比べると、歯にモノが挟まったような言い方だなぁ、なんでだろーなんでだろーと読みつづけ、ラストの「あとがき」で腑に落ちる。 2005年半ばに英国PMC大手アーマー・グループを訪れて取材をしたのだが、日法人の設立を検討中だった同社から後に連絡を受け、なんと2006年夏に同社の日法人にコンサルタントとして加わることになったのである。研究者としては決して見ることのできなかったPMCの生の活動に接するまたとないチャンスである。これからは、テロ戦争ビジネスの最前線を、「インサイダー」としてフォローしていくことになる。 なんてことはない、中の人になってしまったんだね。魂を譲り渡したことに気づかず、むしろ「チャンス」だと小躍りしている様子がこっけいだ。 それでも、戦争請負会社の最新のオモテ面

    「外注される戦争」から除外されているもの
    piecesofpeace
    piecesofpeace 2007/05/09
    P.シンガー著「戦争請負会社」との比較あり。建前が多い理由は著者(日本人)War Business Outsourcerの中の人だから。
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