脳が熟睡してても飛べる。 これまで、ある種の鳥はものすごく長時間飛び続けるので、「飛びながら眠る能力」があるのではないかと考えられてきました。ただそれはあくまで推測に過ぎず、確証はなかったのですが、新たな実験でその証拠が確認されました。飛びながら眠れる鳥が、本当にいるんです。 Nature Communicationsに発表された新たな 論文 で、マックス・プランク研究所のNiels Rattenborgさんたちは、その証拠を示しました。論文によると、ある種の鳥は脳の半分またはすべてをシャットダウンして眠るんだそうです。そしてその鳥たちはレム睡眠中、筋肉の緊張がなくても飛べるんです。 ある種の鳥、たとえばアマツバメ、鳴禽類、シギ、海鳥などが、十分な睡眠を取っていないらしいことは研究者の間で知られていました。長い距離を飛ぶ鳥たちは数カ月間も眠らずに活動し続けることもあるので、脳の片側だけ眠る
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