ロマネスコは、イタリアのローマが原産のアブラナ科アブラナ属の一年生の植物です。 16世紀頃ローマ近郊で作られた伝統野菜で、 カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせて作られたとの事ですが、 実際にはロマネスコの方が古くからある野菜だそうです。 日本での主な産地は、 群馬県、茨城県、北海道、千葉県などで、 収穫時期は、12月~2月です。 日本では生産量も少なくて 非常に珍しい野菜ですが、 最近では店頭で見かける事が多くなってきました。 ロマネスコの花蕾は幾何学的形状で、 サンゴのような外観で、黄緑色を呈しており、 「世界一美しい野菜」と称されています。 ロマネスコは分厚い葉で覆われているため、 耐寒性が高いのが特徴です。 そのため、糖度が高くて甘味があります。 ほんのり甘くて、抜群の歯ごたえです。 味はブロッコリーに近く、 食感はカリフラワーに近いです。 本場イタリアではよく食べられている伝統