言うまでもなく「電車」とは、極めて公共性の高い乗り物だ。それを愛していると言いながら、公共性ゼロの輩が、今日も一般乗客の安全を脅かしている! 「田んぼなどの私有地や、鉄道会社の敷地内に無許可でズカズカ入り込むのは、日常茶飯事です。中には撮影の邪魔になるからと、民家の木の枝を勝手に切り落としたり、危険防止のフェンスをニッパーで切ってしまう者さえいます。注意しても、大抵は無視されるし、ひどい場合は『あんた、鉄道会社の人間じゃないだろうっ!』と逆ギレされることさえある。もはや彼らは鉄道ファンとは言えませんよ」 そう苦々しげに語るのは「撮り鉄」キャリア10年という30代の鉄道ファンだ。 今では「鉄ちゃん」の愛称で世間から認知されるようになった鉄道ファン。その楽しみ方も写真を撮ったり、鉄道模型を作ったり、列車ダイヤを研究したりと様々で、年代層も子供から高齢者まで幅広い。最近では「鉄子」こと女性の愛好
「ルール守れないんだったらやめてくれよ!!!」――2016年8月30日、昼下がりのJR豊田駅(東京都日野市)に駅員の怒声が響き渡った。 駅員が怒鳴ったのは、ホーム上に集まる鉄道ファンのようだ。その様子は現場に居合わせたツイッターユーザーによって動画で報告され、夜になっても拡散を続けている。一体何があったのか。 「撮り鉄」が三脚をホームに持ち込む ツイッターで拡散されている動画は19秒。たくさんの人がホーム上を歩く中、駅員の男性が突如「ルール守れないんだったらやめてくれよ!!!」と絶叫する。 詳しい状況は分からないが、ホームを歩く数人の男性が脚立やカメラを抱えており、ホーム上で何らかの撮影が行われていたと推測できる。 ホーム上で何があったのか。豊田駅を管理するJR東日本の八王子支社はJ-CASTニュースの30日の取材に 「三脚を用いて撮影されているお客様がいらっしゃいました」 と明かす。 当
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く