大阪市の橋下徹市長の国政進出が、いよいよ現実味を帯びてきた。大阪ダブル選(22日投開票)で、当初劣勢だった後継者の吉村洋文氏を市長選で完勝させ、影響力の保持に成功したからだ。選挙後から続く沈黙作戦も期待感を膨らませている。今後は、再選した大阪府の松井一郎知事に「大阪統治」を委ね、来夏の参院選での国政進出が視野に入ってきた。(夕刊フジ) 「これからの4年はクリエーション(創造)だ」 橋下氏は22日夜、大阪市内のホテルでスタッフらを、こうねぎらった。 だが、最も注目を集める投開票日の「勝利宣言」(記者会見)にはあえて姿を見せず、その後もツイッターなどでの発信を控えている。いわゆる「沈黙作戦」でメディアの関心や、有権者の期待を必要以上にそそるのは、橋下氏の常套手段ともいえる。 現に、来月18日の市長任期満了で政界を引退する予定の橋下氏だが、ダブル選最終日(21日)の街頭演説では、「僕はいったん住
![橋下氏の不気味な沈黙作戦 気になる「いったん」発言…来夏の参院選へ前進(1/2ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e82948d0c6e6803f9679921d027f4e4d979c8870/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2FflM9jboSa7oiLyjqf14A0m7KLm0%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FIFAO4Q3W35K2TK42DQFZZQIDFQ.jpg)