3月11日に東日本大震災が起きた。私自身、いろいろ考えるところがあった。それらのことを、4月から7月にかけて、一冊の本の形に書き記した。このブログを立ち上げたのは、その文章を公開したいと思ったからである。 ところが、幸い、ある出版社が興味を示してくれており、原案通りではないけれども、何らかの企画を考えて頂けるという返事を伝え聞いた。そこで、その企画がどうなるかを待とうと思った。 だけれども、やはり、当初の計画通り、アップしていこうと思い直している。企画が進むことは大変ありがたいことであり、どういう形であれ、出版されることを願っている。しかし、自分自身の生の文章を公開することも重要な気がしたからである。 私自身、教育者であり、研究者である。時折、論説を書いたり、講演を行ったりしている。おこがましいとも思うし、読んで頂ける人も少ないかもしれない。それでも、「あのとき」私は何を考えていたのかを、