【エアコンの仕組み】(冷房の場合:暖房は逆だと思ってください。) エアコンは液体の性質を利用したものです。 液体は蒸発する時に周囲の熱を奪う性質(気化熱)があります。 運動をすると汗をかいて体温を下げたり、消毒液を塗るとヒヤッとするのと同じです。 ①コンプレッサー(圧縮機:室外機にある)で冷媒ガスを圧縮して高温高圧にする。 ②室外機の熱交換器(凝縮機)で液体になる。 ③ガスが液体になるときに、放熱するのでファンで熱を放出する。 ④キャピラリー管で液体になった冷媒ガスの圧力を下げ気化しやすくする。 ⑤気化しやすくなったガスが室内機に送られる。 ⑥室内機の熱交換器(蒸発機)で、液体になっている冷媒が気化して周りの熱を奪う。 ⑦熱を奪われた冷たい空気がファンによって室外機から出てくる。 ⑧低温低圧になった気体は室外機の圧縮機に戻る。 ⑨①~⑧を繰り返す。 少し古いタイプですが、カバーを外した様子