筆者を含め、筆者の周囲では発売に合わせて速攻で「Apple Watch」を買った人が相次いで手放している。 アップル教の信者でも、よほどのスマートウォッチのコレクターでもなければ必然的結果なのかもしれない。 伝統的な腕時計のコレクターであればあるほど、購入後半年も経てば、購入した商品が自分向きなのか否かはおのずと分かってくる。 滅多なことでは突然変異が起こらない従来の腕時計と、発展途上か退化途上なのか分からないスマートウォッチならなおさらだ。 何度目かのスマートウォッチであるソニーの「Live View」を買ったのは5年ほど前の秋だった。その後、ソニーの「SmartWatch」や「Pebble」などのユニークOSを基盤にしたスマートウォッチが登場。そして、その後さまざまなメーカーからAndroidウォッチが登場し、ほどなくApple Watchが登場した。 Apple Watchは“腕時計