日本では2011年以来となる「Windowsスマートフォン」の新製品(Windows 10 Mobileスマホ)をNTTドコモが2016年4月に発売、KDDIも今夏に発売する。ただしいずれも自社ブランド(キャリアブランド)は冠せず、メーカーブランド(NTTドコモはVAIO、KDDIは日本HP)で提供する。両社とも今後、機種を増やしていく計画だが、「今のところキャリアブランドで提供する予定はない」(NTTドコモ、KDDI)とする。 ここで気になるのが、キャリアブランドとメーカーブランドの線引きはどこにあるのかという点だ。KDDIによれば厳密な基準があるわけではないが、大きく次の2点が前提になるという。一つは「auブランドを付けた端末を在庫として持てるかどうか」、もう一つは「コンシューマーに売れるかどうか」である。後者に関して今回のWindows 10 Mobileスマホで言えば、「当面の販売
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