映像配信のJoostがCEOにCisco元幹部を起用
ピア・ツー・ピア（PtoP）映像配信サービスを手がけるルクセンブルクのJoostは米国時間6月5日，同社の新CEOに米Cisco Systemsn元幹部のMike Volpi氏を任命したと発表した。同氏はただちに，設立以来CEOを務めてきたFredrik de Wahl氏から同職を引き継ぐ。Wahl氏は最高戦略責任者（CSO）にとどまる。 Volpi氏はCiscoに13年勤務し，同社の戦略策定に関するさまざまな職務を担当した。直近では，Routing and Service Provider Technology Group担当ジェネラル・マネージャ兼上級バイス・プレジデントを務め，「セットトップ・ボックス（STB）部門を含む110億ドル規模の事業を統括した」（Joost）。これまでに70社以上の買収に携わった人物である。 Joost社は，ルクセンブルクSkypeの共同設立者であるNikl
シスコ、ビデオ配信用ネットワークの需要増を追い風に業績を急拡大
世界最大手のインターネット向けネットワーク機器メーカーCisco Systemsが業績を急速に伸ばしている。追い風となっているのは、ビデオ配信用ネットワークの構築やアップグレードを図るケーブル事業者および電話会社からの需要だ。 Ciscoの幹部が米国時間2月6日に明らかにしたところによると、1月27日に終了した第2会計四半期の利益は前年同期比40％増を記録し、売り上げも27％増加したという。成長の大半は、ケーブル事業者や電話会社といったサービスプロバイダーに対する売り上げが好調だったことによる。 ケーブル事業者は、HDTVサービスやオンデマンドビデオサービスを提供するためのネットワークをアップグレードしている。また、AT&Tなどの電話会社も自社のネットワーク上でテレビサービスを提供するため、ネットワークをアップグレードするための機器を購入している。 Ciscoの最高経営責任者（CEO）であ
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